●介護保険制度
介護が必要になった高齢者やその家族を社会全体で支えていく仕組みです。介護が必要になる可能性は誰にでもあり、介護を必要とする人を多くの人が支え、万が一介護が必要になったときは適切な介助やサービスを受けられるようにする制度です。40歳以上の人が支払う保険料と税金で運営されており、運営は市区町村と特別区が行い、これを都道府県と国がサポートします。運営者を保険者、介護が必要になったときにサービスを受けることができる人のことを被保険者といいます。「介護保険制度」は、2000年にスタートし、2006年4月から「予防重視型システムの確立」を目指して、同改正法が施行実施されました。
●介護保険被保険者証(保険証)
65歳以上の人は全員に、40歳以上65歳未満の人は要介護・要支援の認定を受けた人などに介護保険証が国から交付されます。
●介護保険の住宅改修
住宅改修とは、段差の解消、手すりの取付け、洋式便器への取り換えなど、所定の小規模な住宅改修工事を行ったときに、介護保険から20万円(うち利用者負担は1割)を限度にその費用が支給されるという介護サービスです。なお、限度額に達するまでは数回に分けることも出来ます。
●バリアフリー
高齢者や障害者が社会参加しやすい条件が整っている状態のことをいいます。バリアとは通常、障害物や段差のことで、 バリアフリーとは車椅子などが通行できるよう段差が無く、エレベーター等が設置されている環境や設備をいいます。
●BLマーク
BL部品に付けられる証紙をBLマークといいます。BL部品とは、財団法人ベターリビングが、性能、品質、アフターサービスなどに優れていると認定した住宅部品のことで、認定を受けた部品にはこのマークが表示されます。BLとは、「Better Living(よりよい住まいを)」の略語です。また、BLマークが貼られた部品には、施工や製品による事故などに対しての損害賠償などの保険が付いています。さらにBL部品の中で、防犯面、環境面、バリアフリーなど社会的関心が高い課題に配慮した部品は、BL-bs(Better Living for better society)部品として認定されています。
●介護型リフォーム工事
車椅子利用・寝たきり等の介護を必要とする人の身体状況に合わせて、快適にリハビリテーションや生活ができることを目指すとともに、介護する人が介護・介助しやすいように住宅間取りや設備仕様、内装をリフォームすることです。例えば、玄関や居室のドアを大きく開く引き戸に取り替える、車椅子が通りやすいように各スペースを広げたり段差を解消する、介護される人の居室の近くにトイレや洗面室、浴室を移設や増設などがあります。
●要介護状態区分
介護保険制度において、要支援を除き介護の必要度を1~5の5段階に区分したものです。この区分によって、利用できる介護保険サービスの支給限度額が決定されます。要介護1は浴槽の出入りに一部介助が必要な程度とされていて、数値が大きくなるほど要介護度は高くなり、要介護度5は生活全般的に介助が必要な状態とされています。
●介護支援専門員(ケアマネージャー)
介護支援専門員は、介護保険法に基づく指定を受けた「介護保険施設」や「居宅介護支援事業者」などに配置されています。介護が必要な方のために、介護サービスだけでなく、家族介護や、その他地域サービスを組み合わせた「サービス利用計画」を作成し、要介護高齢者等が自立生活を送る(自己実現を図る)ことを援助する専門職です。
●ユニバーサル・デザイン
ユニバーサルデザイン(Universal Design、UDと略記することもある)とは、言語・文化の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる製品・施設・情報のデザインをいいます。
●ノーマライゼーション
障害者を特別視せずに、全ての人々が望む仕事につき、望む所に住む、そして望む社会的活動を行うことが出来る社会がノーマルだとする考えです。こうした社会を実現することが、ノーマライゼーションです。

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